特定技能「外食業」で外国人を採用するメリットと注意点を徹底解説

「特定技能の外食業で雇用するメリットにはどんなものがあるのだろう…」

深刻化する人手不足の解消や、生産性向上のために近年注目されている「特定技能」による外国人雇用。
とはいえ、冒頭にあるように詳しいことを知らない方もいるのではないでしょうか。

本記事ではそんな方に向け、「特定技能外食業」で雇用する際のメリットや注意点をお伝えしていきます。
ぜひ参考にしてみてください!

1:特定技能とは

特定技能とは

特定技能とは、中小・小規模事業者をはじめとした深刻化する人手不足に対応するため、一定の専門性・技能を有し即戦力となる外国人を受け入れていく仕組みのことです。

同じように外国人受け入れ制度の1つとして「技能実習」もあります。
技能実習生とは、技能実習制度で行われているスキル習得を行うために、外国から日本へ来ている人材のことを言います。
目的としては、日本で即戦力として働くことではなく、学んだスキルを母国に持ち帰って還元していくことになっています。

技能実習制度については、下記の記事で詳しく解説しています。

技能実習制度の仕組み|受け入れ前に知っておくべき内容をご紹介

現在、特定技能で受け入れ可能な分野は以下の14つのみとなっています。

  • 農業
  • 漁業
  • 産業機械製造業
  • 素形材産業
  • 介護業
  • ビルクリーニング業
  • 電気・電子情報関連産業
  • 建設業
  • 造船・船舶業
  • 自動車整備業
  • 宿泊業
  • 航空業
  • 飲食料品製造業
  • 外食業

2:特定技能「外食業」について

特定技能「外食業」について

特定技能のなかでも、「外食業」に特化したもの。
では、実際にどのような制度なのか詳しく解説していきます!

特定技能「外食業」になるためには、特定技能「外食業」では、特定技能1号のみでの雇用が認められています。特定技能1号とは、特定の産業分野にて「相当程度」と判断された外国人が業務に従事できるようになるものです。

  • 通算で5年働くことができる
  • 1年ごとに在留期間の更新が必要
  • 「相当程度」かどうかは試験で判断されるが、難易度は高いわけではない
  • 家族を日本に同伴させることが特定技能1号ではできない

といった特徴があります。

学歴や職歴は関係なく、以下の定められた試験をクリアしていれば雇用可能になります。

  • 技能水準試験
  • 日本語能力水準試験

クリアしていれば、日常生活においてのコミュニケーションが取れる状態にあるので、スムーズに業務を行うことも可能になります。

特定技能「外食業」が対象となる業種

特定技能「外食業」で対象となる業種は以下のものです。合わせて、従事する業務としては外食業全般(飲食物調理、接客、店舗管理)となっています。

  • 食堂
  • レストラン
  • 料理店
  • 喫茶店
  • ファーストフード店
  • テイクアウト専門店
  • 宅配専門店 など

雇用形態

特定技能「外食業」において、雇用形態は直接契約のみとなっています。そのため、派遣会社から特定技能として外国人を雇用することはできません。

人材を探す方法としては

  • 登録支援機関
  • ハローワークや民間の職業紹介所
  • 海外にネットワークを持つ民間団体

などがあります。新型コロナウイルスの影響によって新規入国者に対する制限が厳しくなっているため、在留者を直接雇用する方法が最も効果的になっています。

3:特定技能「外食業」で雇用する2つのメリット

特定技能「外食業」で雇用する2つのメリット

特定技能「外食業」で雇用するメリットとしては以下の2つがあります。

  • 即戦力として活躍できる
  • 日本語でのコミュニケーションができる状態

それぞれ、どのようなメリットなのか詳しく解説していきます!

メリット①:即戦力として活躍できる

前述したように、学歴や職歴は関係なく、以下の定められた試験をクリアしていれば雇用可能になります。

  • 技能水準試験
  • 日本語能力水準試験

つまり、活躍できる状態の人材がはじめて「特定技能」としての就労許可が出るので、即戦力として雇用できるのです。技能実習とは違って即戦力として雇用できるので、人手不足にある外食業分野において、大きなメリットとなります。

メリット②:日本語でのコミュニケーションができる状態

日本語能力水準検定への合格が必要(基本的な日本語が理解できて、日常的な範囲ならばコミュニケーション可能)なため、雇用できる段階で日本語でのコミュニケーションは可能ということになります。

日本での仕事を進めていくなかで、コミュニケーションは必須になります。技能実習のように日本語を教えるというステップが無いので、スムーズに業務を進めることができます。

4:特定技能「外食業」で雇用する際の2つの注意点

特定技能「外食業」で雇用する際の2つの注意点

特定技能「外食業」で雇用する際の注意点として以下の2つがあります。

  • 「接待」は禁止
  • 受け入れ体制を整えておく

どれも重要なものなので、しっかりと理解しておきましょう。それでは、1つずつ詳しく解説していきます!

注意点①:「接待」は禁止

接待を要するような業務での雇用は禁止となっているのでご注意ください。

具体的には

  • バーなどでお酒を注いであげる
  • クラブ
  • キャバレー など

接待行為をしていなくても、働くこと自体が禁止されていることを理解しておきましょう。

注意点②:受け入れ体制を整えておく

受け入れ企業は支援体制を整えておくことが求められます。日本での日常生活をおくる住居や、日本語学習の機会提供なども支援体制の1つです。

その他にも

  • マネジメント計画
  • 特定技能生を雇用する目的と人材確認
  • ビジョンの明確化
  • 社内ルールの作成

など、多くの準備が必要です。支援体制を整えておくことで、既存社員と特定技能生が一致団結してスタートダッシュを切ることができます。念入りに準備をするようにしましょう。

まとめ

本記事では、特定技能「外食業」で雇用するメリットや注意点をお伝えしてきました。

新型コロナウイルスの影響によってさらに深刻化している人手不足。これからの時代は外国人と手を取り合って行く必要性があるのです。しっかりと制度について理解し、活かせるようにしていきましょう!

特定技能人材の採用をお考えの皆様へ

これまで外国人雇用をしたことがない企業様は、他にも様々な不安や疑問をお持ちかと思います。

  • どのような職種で採用が可能なのか?
  • どの国の人材が良いのか?
  • 雇用するには何が必要なのか?

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