外国人従業員のモチベーションが上がらない理由と4つの解決策とは

「外国人雇用をしたけどモチベーションを保つのが難しい」「外国人従業員が思うように動いてくれない」

そんなお悩みをお持ちの企業様も多いのではないでしょうか。

本記事では、そんな方に向けて、外国人従業員のモチベーションが上がらない理由と、モチベーションを上げるための方法をご紹介していきます。現状を変えたいという方は、ぜひ参考にしてください!

外国人従業員のモチベーションが上がらない理由4選

面接時には意欲や向上心を見せてくれたのに、いざ現場に出るとあまりモチベーションが高くない。そうなってしまうと企業としてはかなり困りますよね。

では、まずそもそも、なぜモチベーションが上がらないのでしょうか?

ここでは、外国人従業員のモチベーションが上がらない理由を4つご紹介します。自社に当てはまるものがないかどうか、チェックしてみてください。

働きやすい職場環境作りに関しては、下記の記事でもご紹介しているので、合わせて参考にしてください。

理由①:評価基準が不透明であること

まず1つ目の理由は、「評価基準が不透明であること」です。

真面目で勤勉に働く人が多い外国人人材。仕事に対する意欲も高く、キャリアアップ志向も強いことが多いです。そんな中、評価基準が不透明で、頑張ったのに認めてもらえない、どこを目指して頑張ればいいのかわからないという状態は、どうしてもモチベーションが下がってしまいます。

また、下積みとして単純作業が必要な場合もあるはずです。その場合も、ただその作業をして欲しいと指示を出すのではなく、必要な作業であることや、その後どんなキャリアに繋がるかを明確にし、丁寧に伝えるようにしましょう。

理由②:コミュニケーション不足

2つ目の理由は、「コミュニケーション不足」です。

外国人従業員は、日本で働くというだけでも、大きな不安やストレスを抱えているはずです。私たちが異国で働くことを想像してもわかると思いますが、言語が通じづらいところで、誰にも相談せずに働かなければならないとなると大変ですよね。

プライベートでも、近くに友人や家族がいないことの方が多いです。そんな中、他の従業員とのコミュニケーションも少ないとなると、色んな悩みを一人で抱え込んでしまいます。そのような状況では、モチベーションも上がるはずがありません。既に働いている先輩や、人事担当者などから積極的にコミュニケーションを取り、より意見を言いやすい環境や、居心地の良い環境を作ってあげる必要があります。

理由③:長時間労働

3つ目の理由は、「長時間労働」です。

これに関しては、かなり深刻な問題です。外国人従業員の中には、高時給を望み、残業を嫌がらない人もいますが、決してそうではない人もいます。理由②にも記載しましたが、異国で働くというだけでかなりの負担がかかっている上に、長時間労働を強いられていると、精神的にも肉体的にも疲弊してしまいます。モチベーション云々の問題だけではなく、健康面にも支障をきたしかねません。

日本では当たり前になっている8時間労働も、国によってはかなり長い可能性もあります。日本の労働基準が全ての国の人にとって当たり前ではないということを理解した上で、何かしらの施策で文化を尊重する必要があります。特別な制度を設けるのが難しい場合や、残業がある場合は、日本での基準や企業での決まりをしっかりと説明した上で、勤務してもらうようにしましょう。

理由④:褒められることがない

最後は、「褒められることがない」です。

人は誰でも、多少なりとも人に認められたいという気持ちがあるはずです。海外から来て日本で働く際には多くの不安がつきまとう上、褒められること、認められることが全くない状態では、ここにいる意味はあるのか?とネガティブになりかねません。

ネガティブな感情になる機会が多くなればなるほど、モチベーションを保つことは難しくなります。外国人人材のモチベーションが下がってしまい困っている時こそ、より良いポイントや、成長しているポイントに目を向けて、褒める機会を増やしましょう。モチベーションが低く、成果が出ていないからと、厳しく指導したり全く褒めることが無くなったりすると逆効果になることもありますので注意してください。

外国人従業員のモチベーションを上げる4つの方法

ここまで、外国人従業員のモチベーションが上がらない理由をご紹介してきました。

それでは、私たちはどのようにモチベーションを上げれば良いのでしょうか?

ここからは、外国人従業員のモチベーションを上げる方法をまとめました。まだ取り入れていない仕組みや、できていなかったポイントがある場合は、ぜひ取り入れてみてください!

方法①:キャリア計画・評価基準を明確にする

まず1つ目の方法は、「キャリア計画・評価基準を明確にする」ことです。

自分が会社から期待されていることや、会社からの自身への評価に対して、日本人よりも気にする外国人は多いです。そのため、不透明なキャリア計画や評価基準だと、モチベーションが上がりません。これからどのような業務をして、いつまでに何をできるようになって、こんな活躍をしてほしい、などキャリア計画のすり合わせを事前に実施すると良いでしょう。

また、評価基準については、日本語があまり得意でない外国人にとっては、細かく理解できていない可能性もあります。それを避けるためにも、通訳や先に働いている外国人などから評価基準の細かい設定まで、理解できるように伝えておきましょう。認識のズレがあると、モチベーションが上がらないだけでなく、早期退職になる可能性もありますので注意が必要です。

方法②:積極的にコミュニケーションを取る

2つ目の方法は、「積極的にコミュニケーションを取る」です。

採用担当者はもちろん、現場にいるスタッフも、積極的にコミュニケーションを取るようにしてください。外国人従業員は、周りに頼りづらく、孤独を感じている可能性もあります。こちらから話す機会を増やしたり、日々の業務もチェックするようにしていきましょう。

コミュニケーションを取ることで、自分の存在を認めてくれている、期待してくれていると感じ、自己肯定感が上がるため、モチベーションも上がりやすくなります。作業の都合上、仕事中になかなか話せないという場合も、出勤時や退勤時、休憩時間などでも構いませんので、少しでも多く話す機会を作っていきましょう。

方法③:NO残業デーを作る

3つ目の方法は、「NO残業デーを作る」ことです。

外国人従業員の中には、長時間働くことに慣れていない人がいたり、慣れない日本での生活に疲れてしまっている人がいたりします。その上で、残業が続くとより疲弊してしまい仕事が嫌になってしまう可能性もあります。

もちろん、残業が全くない状態が一番好ましいですが、それは難しいという企業も多いはず。であれば、週に1回でも構わないので、NO残業デーを作ることをお勧めします。この日は絶対にこの時間に帰れるとわかっている日があれば、おいしい食事を食べに行ったり、友人と会う約束を作ったり、ゆっくり休む時間を作ったりと、自身のために時間を使うことができるようになります。

メンタルの安定にも繋がりやすいので、可能な範囲で取り入れてみても良いかもしれません。

方法④:メンター制度を取り入れる

最後は、「メンター制度を取り入れる」です。

これは、1つの方法としてご紹介しますが、メンター制度により、モチベーションが上がるケースは多くあります。多くの場合、採用担当者が採用までは丁寧にサポートしますが、現場に入ってからは、その場での責任者の指示に従って動くことになると思います。そうなった時に起こりがちなのが、相談できる相手がいなくなってしまうこと。

働き始めてすぐは、不安やわからないことが多いはずですが、誰に聞いたらいいのか分からずに困ってしまうことも多いです。そのため、メンターとして、1人担当者をつけることにより、何かあったらその人に聞けば良い、というルールが出来ます。それだけでも安心感がある上に、しっかりと業務をチェックできるため評価もしやすく、お互いに仕事がスムーズに進みます。

また、メンターは、直属の上司ではなく、年齢の近い先輩社員や社歴が近い社員が担当するので、仕事以外の些細なことでも相談ができるため、仕事だけでなく生活面でのサポートにつながることも多くあります。職場内に理解者がいることは大きなモチベーション向上に繋がりますので、ぜひ試してみてください。

外国人従業員の定着率を上げる方法に関しては、下記の記事でもご紹介しています。

まとめ

本記事では、外国人従業員のモチベーションが上がらない理由と上げるための方法について解説しました。

採用した外国人をうまくマネジメントできない、という方はぜひ上記の内容を参考にしてみてください。

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