「ミャンマー人が日本に行きたがるのってなぜなんだろう…」
外国人労働者に対する需要が高まっているなかで、このような思いを抱いている人もいるのではないでしょうか。
日本に行きたがる理由を理解しておかないとなかなか受け入れる決断はできないものですよね。
実はミャンマー人は、「給料が安いから」「いい仕事に就けるチャンスが少ない」などの理由から日本へ労働者として行きたがっているのです。
本記事ではこのようなミャンマー人が日本に行きたがる理由や、ミャンマー人の特徴を詳しく解説していきます。
ぜひ参考にして、ミャンマー人に対する理解を深めていただけると幸いです。
目次
1:ミャンマー人が日本に行きたがる3つの理由
人によって様々ですが、ミャンマー人が日本に行きたがる主な理由は以下の3つになります。
- いい仕事に就けるチャンスが少ない
- 給料が安すぎる
- 自分の才能を活かすことができない
給料が安すぎたりすれば、少しでも稼げるとこに行きたくなりますよね。
それでは1つずつ詳しく解説していきます!
理由①:いい仕事に就けるチャンスが少ない
ミャンマー人が日本に行きたがる理由1つ目は「いい仕事に就けるチャンスが少ない」です。
ミャンマーでは今でも多くの人たちが農業をしており、工業化も進んでいないため、若い人たちのいい仕事に就けるチャンスが明らかに少ないのです。
また、ミャンマーの大学への入学制度も要因としてあります。
日本のように行きたい大学の試験を受けて、入学の可否が決まるというものではなく、高校時代に受ける共通テストのようなものの点数によって、上から順に優秀な大学に割り振られるという仕組みになっています。
そのため、ミャンマーではいい仕事に就けるチャンスが明らかに少ないのです。
逆に言えば、日本企業側はいい大学に行けなかった優秀な学生を得れるチャンスがあります。
理由②:給料が安すぎる
ミャンマー人が日本に行きたがる理由2つ目は「給料が安すぎる」です。
ミャンマーはいい仕事に就けるチャンスが少ないことに加え、就職したとしても平均月1万円程度なのです。
考えてみたください。
それに対して日本では最低でも月に10万円以上はもらえます。日本に行くだけで月給が10倍以上になる。
ミャンマー人が日本に行きたがる理由がわかるのでないでしょうか。
日本も先進国の1つとしてのイメージに加え、治安の良さや住みさすさも、外国人労働者からすれば信頼に繋がり、行きたがる人が増えているのでしょう。
理由③:自分の才能を活かすことができない
ミャンマー人が日本に行きたがる理由3つ目は「自分の才能を活かすことができない」です。
前述したように、ミャンマーでは高校時代に受ける共通テストのようなものの点数によって、上から順に優秀な大学に割り振られるという仕組みになっています。
そのため、学力では測ることのできない才能を活かすこともなく、農業をするという流れになってしまいます。
- ウイルスの研究がしたい
- IT分野の仕事に就きたい
- ミャンマーと海外を繋ぐ架け橋になりたい
このようにやりたいことがあるのにも関わらず、自分の才能を活かすことができていない現状がミャンマーにはあるのです。
2:徹底解説!ミャンマー人の3つの特徴
ここまでで、ミャンマー人が日本に行きたがる理由が理解できたのではないでしょうか。
労働力不足・グローバル化への対応などの面から考えても、ミャンマー人を選択肢に入れることは必要なはずです。
この章では、以下のようなミャンマー人の特徴を徹底解説していきます。
- 仏教文化が根付いている
- 言語能力が高い
- 日本人と似ている
それぞれについて詳しく解説していきます。
特徴①:仏教文化が根付いている
ミャンマー人の特徴として、まず「仏教文化が根付いている」ことがあります。
その仏教は上座部仏教と呼ばれ、国民の9割が修行に行くなど、本格的な仏教になります。
また、「現世で徳を積み、よい来世を迎える」という輪廻転生が重視されているため、人に役に立つことを惜しみなく行おうとします。
この点に関しては日本人の価値観と似ているかもしれませんね。
特徴②:言語能力が高い
「言語能力が高い」こともミャンマー人の特徴です。
ミャンマーでは元々イギリス領だったいうこともあり、幼稚園から英語を学習するという風習があるのです。
これまで鎖国状態だったことから、授業や試験では英語が使われており、日本人に比べるとはるかに高いレベルにあります。
最近では日本への移住を考える人も増えたことから、日本語を学習する人も多くでてきています。
特徴③:日本人と似ている
ミャンマー人の特徴として「日本人と似ている」ことも挙げられます。
仏教文化が根付いていることや、自己主張しすぎることを良いと思わないという文化があることからも、温厚で控えめな日本人と似ていることが分かります。
他の国では日本やミャンマーと比べて自己主張が強い場合が多いため、労働となると難しい部分が多くあるでしょう。
それに比べ、価値観が似ているミャンマーであればスムーズに物事を進められるようになります。
3:ミャンマー人に選ばれる国へ
グローバル化の進展や、少子高齢化による労働力人口の減少などによって外国人労働者への需要が高まっている今、価値観が似ている温厚なミャンマー人への意識も高まっています。
そのなかで、意識するべきなのは「ミャンマー人に選ばれる国になる」ということです。
先進国だから・給料が高いからという理由では本当に優秀な人は来てくれないでしょう。
つまり、日本も成長し続けなければいけないのです。
これまで日本は世界のトップに近い位置にいましたが、今ではインドや中国などの成長国が一気に上がってきています。
もちろん人口減少の影響はあるかもしれませんが、日本人の長所である「人間性」を活かして、周りを巻き込みながら「選ばれる国」になっていくタイミングなのです。
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